沖縄観光コンテンツ開発支援事業オンライン商談会

近年、増加が顕著な自閉スペクトラム症（ASD）など脳神経に特性がある方々（ニューロダイバーシティ当事者）や障がい者と、そうした多様性を受け入れる社会的風潮（インクルーシブ）に着目した企画です。

旅行に行きたくても我慢している、あるいは「ハードルが高い」と感じている当事者やそのご家族が少なくないという現実があります。私たちはその課題を、沖縄にとっての新たな可能性、そして当事者にとっての希望とするための観光コンテンツとして、企画・開発を進めていきます。

当社は、「観光客向けベビーシッター派遣事業」と「児童福祉サービス施設運営」という二つの柱をもつ企業です。この体制を最大限に活用し、専門知識をもつベビーシッターが、当事者家族が抱える孤独感や困りごとに寄り添い、滞在中に安心して過ごせる“帯同感”を提供します。

その結果、旅行中にも保護者が一息つける「レスパイト（休息）」の機会を創出し、当事者が感じる「生きづらさ」に対して、沖縄の持つ“癒しの力”が新たな形で寄与できることを願っています。
この実現に向けて、複数のプログラムを造成し、複数年度にわたる展開を前提に、継続的な取り組みを進めてまいります。